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ヘリコプターパイロットとして必要な3つのスキル[その対策独学方法まで解説]

本記事の目的

パイロットになるためにまた、なってから必要なスキルって何?英語?物理?視力?こういった疑問・質問が多く寄せられます。その疑問に答えるべく本記事を作成しました。

結論・全ての能力が必要です。

と言われても困ってしまいますよね笑

しかし勉強すれば確実に身につくヘリコプターに必要な知識(気象・工学・法規などなど)とは別に今回は、机上の勉強だけでは身につくことのできない。ただ、操縦士として最も重要と言われている能力について解説していきます。

解説の2ステップ

◎ヘリコプターパイロットに必要な3つのスキル

◎3つのスキルを身につける基礎知識

◎ヘリコプターパイロットに必要な3つのスキル

次の3つです

・その①:注意力

・その②:周辺視野能力

・その③:空間認知能力

①の注意力はなんとなくイメージできるかも知れませんが、②③の周辺視野能力・空間認知能力は初めて聞くという人もいるかも知れません。

しかし、この3つの能力を確かめる試験は、よく採用試験でも出題されます。裏を返せば、操縦するにあたりとても重要だということですね。

※簡単にいうとあなた「ラジオを聴きながら、口頭で計算問題を出されて、今日一日の日記を書く」ことが出来ますか❓そういった能力がパイロットには求められるということです。

その①:注意力

パイロットとして働く上でとても大切です

ここでいう注意力とは何かというと、操縦しているときはずっと気を張って注意力を保てというわけではなく、何もない時でも天気・機体・無線・体調の変化などに五感を研ぎ澄ます能力になります。

毎年数回ヘリコプターに関する事故やヒヤリハット事例が上がってきますが、その中の多くがこの注意力の欠落によるものです。

パイロットも人間ですので、何時間も気を張り続けるのは不可能です。しかし、飛行中のロストポジション(迷子)や故障における緊急操作などの時は、パニックにならず冷静に頭の引き出しから対処方法を引き出し、対処しなくてはしけないのです。

その不測の事態にいかに早く対処できるかは、通常飛行中であっても常に五感を研ぎ澄まし注意しているかがカギになってきます。

その②:周辺視野能力

操縦士には周辺視野能力が必要です

周辺視野能力とは文字通り周辺の視野を広げるとともに、注意力も前後左右にむけることのできる能力になります。

操縦するにあたり大前提に、地平線を見て姿勢を維持し続きなくては行けません。しかし、みなさんがイメージする通り、コックピットの内部はさまざまな計器でいっぱいです。その計器の少しの変化を見落とすことなく、自分の合わせたい数値に合わせなくては行けません。そのときにもやはり外を見て姿勢を維持し、他の機体が来ないか注意を向けなくては行けません。

そこには周辺視野能力が必須になると言えるでしょう。

イメージするならまっすぐ前を見ている状態で前後左右の文字や数字をある程度認識できる能力になります。

①で説明した注意力と重なる部分もありますが周辺視野能力は単に視覚的な問題になります。

その③:空間認知能力

空間認知能力とは立体図形などをみて、奥行きなどを正確に把握できる能力になります。

この能力が低い人は地図を読むことであったり、自分が今東西南北どこを向いているのか把握することが苦手だったりします。

操縦士は地図上で自分の経路を選び、図上で起床状況や機体の性質などさまざまな条件を考慮した上で離陸します。操縦しながらも地図上で言うと自分はどこにいるのか、右に90度旋回したらどこの方向に向かっていくのかを常に把握してなくては行けません。

最近は特に地図を覚えてどこかに出かけるという習慣がなくスマホのマップを活用して指示された方向に向かうというのが普通になってしまっている為、この空間認知能力が低下したとも言われています。

◎ヘリコプターパイロットが3つのスキルを身につける基礎知識

これら3つの能力は勉強すれば確実に身につくものではありません。個々の能力や、幼少期の過ごし方によっても異なるため、一概にこうすればいいと言うのはありません。

では能力の大切さは分かったがどうすれば身につくのか、きちんと理解してトレーニングを行えば必ず成長します。まずはプロに聞くことをお勧めします。

それを専門とするスクールも存在しますのでご紹介します。

・スクール(ビジョントレーニング教室)

現在ではプロのスポーツ選手も取り入れているトレーニング方法のひとつです。一度どんな内容か確認するだけでも、得意分野か不得意分野かはっきりと分かれるはずです。ちなみに自分自身大の不得意分野でした…

訓練の時から自分の動体視力の低さを感じていた自分は、トレーニングを開始してからみるみる成長していきました。このトレーニングについて熱弁したいところではありますが、話が外れてしまうので別の記事にしますね笑

まとめ

いかがだったでしょうか、

自分自身も操縦士の訓練が始まってから、これらの能力の低さに気がつきました。最初は絶望的に低かった動体視力や判断能力も徐々に向上していきました。

それと同時に別に操縦士じゃなくてもこの能力を身につけることはどんな仕事にも通じることだな感じました。

また、このスクールでの訓練記は別で記事にしていきたいと思っていますが、本当におすすめのスクールです。

おそらく現役のパイロットの方たちも必要だと頷いてくれる能力だと思います。

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