ヘリコプターパイロットになるための免許取得方法について書いた際、資金源について少し触れましたが、今回はさらに詳しく費用だけに絞って公開したいと思います。
ヘリコプターパイロットの道のりについてはこちらの記事をご覧ください
ヘリコプターパイロットの免許を取得しようとしている人「免許取得を考えているけれど実際いくらくらいかかるのか、各サイトによって書いてあることが違う。航空機免許以外ににもかかる費用はあるのか、具体的に教えてください。」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
[全て教えます]実際いくらかかるの?0からプロパイロットまでの金額
具体的なテーマ
①免許取得そのものにかかった費用とどこの金融機関に借りたか
②免許以外にかかる費用
③まとめ
記事の信頼性
記事を書いている自分自身は普通の仕事をしながら休暇を活用してヘリコプター免許を取得し就職しました。
公開する理由
質問を受けたのはもちろんですが、自分も免許を取得しようと考えてた時、どこのサイトを見ても曖昧な事しか書いていませんでした。900万から1500万円と書いてあるが実際いくらなのかわからなく、1人でも具体的な事例があれば免許を取得する際の1つ参考になるかと思い記事にしようと思いました。
またフルローンの自分だからこそ伝えられることもあると思います。笑
なお、今回は自分の体験談であるため仕事をしながら日本で免許を全て取得する事に限定していますのでご了承下さい。
それでは早速見ていきましょう
①スクールそのものにかかった費用とどこの金融機関に借りたのか
最初自家用操縦士を取得するのにこのくらいの額を借りました ¥約6,500,000
自家用までは全て「ジャックス」さんにお借りしました。金利は3パーセントです。
「ジャックス 教育ローン」
https://www.jaccs.co.jp/service/credit/education/yuyu/
事業用操縦士を取得するのにこのくらいの額 ¥約12,500,000
実際の明細書
事業用操縦士を取得するのにさらに1千万以上の金額が必要なため、再びジャックスさんと金利が1、6パーセントと低い日本金融公庫さんからお借りしました。
日本金融公庫は3,500,000円までと制限があるためこれ以上は借りれませんでした。
「ジャックス 教育ローン」
https://www.jaccs.co.jp/service/credit/education/yuyu/
「日本金融公庫 教育ローン」
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html
②免許以外にかかる費用
第2種航空身体検査 約3万円 ※自家用時に必要
第1種航空身体検査 約3万円 ※事業用時に必要
航空特殊無線技士 6千円
講習会に参加 3日間 3万3千円
自家用試験学科試験 5千6百円
自家用試験実技試験 4万6千円
事業用操縦士学科試験 5千6百円
事業用操縦士実技試験 5万6千円
合計 約20万円
そのほかにも追加の教材費や備品などがかかり、最終試験前に不安がありもう少し飛行訓練をしたいということになれば追加の代金が必要になります。ちなみに自分は2時間だけ追加したので24万円ほどかかりました…
まとめ
いかがだったでしょうか。リアルに1から目指すとこのくらいの費用がかかります。スクールによって価格帯は違いますので一概にこの値段とは言えませんが自分自身はこのくらいかかりました。2年半通い続けたため交通費ももちろんかかります、ただの趣味や興味だけでは手を出せる金額ではありませんね笑
これからもヘリコプターに関する情報などを中心に発信していく予定です。これから発信する情報はヘリコプターだけでなくエアラインパイロットにも通じることもありますのでぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。