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ヘリコプター免許とは?種類や活かせる仕事を紹介!

本記事では、ヘリコプターの免許の種類から、パイロットはどんな仕事があるのかまでをまとめました。これらは、パイロットに憧れをもあっている人、ヘリコプターに興味を持っている人はぜひご覧ください。

ヘリコプターは飛行機とは違い、後ろに進んだり、空中で止まったりと、自由自在な動きができます。その飛行特性を生かし人命救助や物資輸送など様々な場所で活躍しています。しかし、ヘリコプターの存在は知っているものの実際の免許の種類や、詳しい仕事内容はあまり知られていませんよね。

今回は内容について解説していきます。

個人で免許を取得する方法・費用等については別で解説していますのでご覧ください

ヘリコプター免許の種類

「免許には大きく分けて3種類あります」

  1. 自家用操縦士
  2. 事業用操縦士
  3. 定期運送操縦士

ひとつひとつ説明していきます

①自家用操縦士

 自家用操縦士は車の免許でいうところの第一種運転免許に該当します。つまり、自分で操縦して楽しむ分にはいいのですが、この免許でお金をもらって人を乗せたり、救助や運送業をすることはできません。あくまで趣味でしか操縦することはできません。

取得要件

◎種類  自家用操縦士 (回転翼航空機)
◎年齢  17才以上
◎経歴 総飛行時間40時間以上 イ.10時間以上の単独飛行 ロ.出発地点から1. 80km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む5時間以上の単独操縦による野外飛行 ハ.夜間における離陸、着陸及び航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行 ニ.オートロテイションによる着陸

このほかに

・学科試験

・第二種航空身体検査

・航空特殊無線技士

を取得しなくては行けません

そしてこれら全ての経歴等をクリアできたら、国土交通省の試験管が自身が訓練しているヘリポートにきて、口述試験、実地試験を受け自家用操縦士の免許を取得ということになります。

試験時間は試験官によって異なりますが朝9時から13時くらいまでだったと思います。

◎別で口述・実地試験の内容や対策、過去問にについて解説していきたいと思います。

②事業用操縦士

 事業用操縦士は自動車で言うところの第二種運転免許に該当します。この事業用操縦士の免許があれば、趣味でのヘリコプター操縦だけでなく、仕事としてヘリコプターを操縦することができます。つまり、他者から報酬を受け取る代わりにヘリコプターを操縦することができます。自身で免許取得を考えているなら就職活動が開始できる免許になります。(操縦士を内部で育成する、自衛隊や官公庁の一部はこの限りではありません)

取得要件

◎種類  事業用操縦士 (回転翼航空機)           
◎年齢  18才以上         
◎経歴  総飛行時間150時間以上 イ.35時間以上の機長としての飛行 ロ.出発地点から300km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む10時間以上の機長としての野外飛行 ハ.機長としての5回以上の離陸及び着陸を含む5時間以上の夜間の飛行 ニ.10時間以上の計器飛行 ホ.オートロテイションによる着陸

※国土交通省ホームページより抜粋

こちらも自家用操縦士同様、国土交通省の試験管が自身が訓練しているヘリポートにきて、口述試験、実地試験を受け自家用操縦士の免許を取得ということになります。しかし、難易度はぐんと上がりしっかりと対策しないと試験に落ちてします人を何人も見てきました。

また試験の基本的な内容には代わりはないものの、正直自家用以上に試験官によって内容も難易度もかなり異なってきます。

◎こちらも別で口述・実地試験の内容や対策、過去問にについて解説していきたいと思います。過去問は多く集めたので実際に受験される方の手助けにはなれるとおもっています。

③定期運送操縦士

 こちらは事業用操縦士の上位の資格と考えていいと思います。航空法上は「機長として、航空運送事業の用に供する航空機であって、構造上、その操縦のために二人を要するものの操縦を行うこと」と記載されていますが、つまり一人では操縦しては行けない大きなヘリコプターを機長として操縦することのできる資格になります。

取得要件

◎種類  定期運送用操縦士 (回転翼航空機)
◎年齢  21才以上
◎経歴  総飛行時間1000時間以上 イ.100時間以上の野外飛行を含む250時間以上の機長としての飛行 ロ.200時間以上の野外飛行 ハ.50時間以上の夜間の飛行 ニ.30時間以上の計器飛行

・学科試験

・第一種航空身体検査(第二種航空身体検査よりさらに細かい)

・航空無線通信士(航空特殊無線技士の上位の資格)

を取得しなくては行けません

こちらの免許に関しては、自身で取得するのは不可能な為、就職した官公庁や航空会社で取得することになります。

ヘリコプター免許の活かせる仕事

就職先には、海上保安庁、消防、警察などの官庁、ドクターヘリ、報道、遊覧飛行、空撮などの民間企業などが挙げられます。(自衛隊の場合は、免許が異なります。)

そして定期的にさまざまな企業や官公庁から募集がかかっています。

参考までに募集要項等確認してみてください。

https://www.flysafety.net/flightschool/recruitment/

しかし、ヘリコプターにしかできない仕事が多くあげられる一方で、危険な仕事である為すぐに一人前の機長になるというわけにはいきません。パイロットを一から自社養成しているある官公庁によると、一人前になるまで10年以上かかると言われています。

それは、上記で説明した免許だけでなく、消防・警察で活躍しているような大きさのヘリコプターは機体ごとに免許が異なりますので、さらに限定変更というのをしなくては行けません。その為、その機体の免許を全て取るというのはとても道のりは長いです…

自分には忍耐力があり、ヘリコプターパイロットに強いプライドを持っている人にとっては、その訓練期間ももちろん給料が発生いたしますし、とてもやりがいのあるし仕事だと思います。

まとめ

いかがだったでしょう、今回は免許・仕事の内容について解説してみました。捉え方は人それぞれだと思いますが、あこがれているポジションにいくまではかなり道のりは長いと感じた人も多いのではないでしょうか。しかし、簡単に行けないこそ目指すことに価値があると思いますし、だからこそ憧れのパイロットなのだと思います。何歳からでもチャレンジできるとはいえ、若いことに越したことはありません。僕自身チャレンジしたことは大正解であったと思っております。ぜひ一緒に頑張りましょう❗️

これからもパイロットを目指す過程で僕自身が知りたかった情報を発信していくつもりです。

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